不動産の基礎知識

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敷金とはどういうものか

賃貸物件の基礎知識  |

新しくお部屋を借りるときに、初期費用は頭の痛い問題ですよね。
一般的には家賃の五つ分、つまり5ヶ月分は必要だと言われています。
敷金、礼金、前家賃、契約金などですね。
そもそも、敷金というのは、賃貸物件で部屋を破損したりひどく汚したときなどに備えて、
リフォームやハウスクリーニングなどの費用を前もって大家さんに預けておくという制度です。
こうしておけば、いざ退去となったときに弁償を要求されなくてすむわけです。
もちろん生活するわけですから、多少の汚れでは弁償など請求されません。
あきらかに住んでいる人が普通ではない使い方をして部屋が汚れたり壊れたりして
しまったときにだけ、敷金からお金を払うのです。
ですから、きれいに部屋を使っていれば敷金は戻ってきます。いくらか汚れるのは
仕方ありませんからなかなか満額とはいきませんが、それでも半分以上は
返ってくるケースの方が多いです。
あとは、入居したときにすでに破損していたもの、たとえばガラスにひびが入っていたとか、
そういったものは弁償の義務はありません。入居前に破損していた証拠として、
日付入りの写真などを撮っておくとあとあとになってもめずにすみます。
お引っ越しで物入りの時に、敷金がきちんと返ってくるように、
お部屋はきれいに使いたいものですね。

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