不動産売却は一生で何度も経験するようなものではありません。
しかし、動く金額はかなりのものなので失敗は避けたいものです。大まかな流れを把握して損をしないように行動しましょう。
まず、不動産売却を考えた時にすぐに不動産会社に行くのではなく、売却をする理由や他の物件を買い替えるのかなど自分の中でしっかり確認しておきましょう。
そうすることで、いざ不動産会社に相談をする時に、売却希望価格や買い替えに合わせた売却時期といった条件を提示することができます。
次にするのは売却したい不動産の相場を知ることです。
その際は自分で調べるだけでなく複数の不動産会社で無料査定サービスを積極的に活用していきましょう。その過程で信頼できる不動産会社を見つけることも出来るはずです。
相場を知り、信頼できる不動産会社を見つけ出したら不動産会社との間に媒介契約を結びます。この契約によって、正式な依頼となります。媒介契約は主に3種類あるので、それぞれの特徴をしっかり把握して選びましょう。
媒介契約を結んだあと、不動産屋は買い手を見つける様々な活動を行います。依頼者側はそうした売却活動の状況を契約に基づいた形で報告を受けることになります。
買い手が見つかったら不動産情報をできるだけ開示し、双方の条件を元に交渉をしていきます。全ての条件が合意に達したら売買契約の成立です。